第三次世界大戦
もはや不可避

無残な結果で終息した第三次世界大戦。すべては、非道徳的な暴挙に出たアジアのある三カ国による、度重なる悪行のエスカレートが事の発端だった。
 
当時、既に世界から孤立していた三カ国は、傍若無人で身勝手な主張や、前代未聞の非礼な振る舞いの数々を、世界中のありとあらゆる国々に対し行い続けた。他国への侵略、不平等な国際取引、違法行為の数々、それはまさに非道の極みそのものだった。
 
あまりの身勝手な行動の数々に対し、日本は勿論のこと、全世界の国々の堪忍袋の緒が、遂に切れてしまう。そして、世界中が一丸となった、史上最強の超総攻撃が、その孤立した三カ国に対し、怒涛の集中砲火。無論、応戦すら出来ず、三カ国共に、国そのものが消滅し滅び落ちた。まさに、当然の如く天罰が下った因果応報、といえば理解できるであろう。
 
それから時が流れ、世界が平和で安心できる時代が訪れた。私は当時、スピーカーという職業に従事していた。良きパートナーにも巡り合い、子も授かることができ、至って平凡な毎日を送っていた。しかし、何か虚無感に襲われることがあった。「これでいいのだろうか」と考えるようになっていた。
 
 

2051年の夏
老人ジャガーが
遂に・・・

2051年の夏、ある日曜日の昼下がりに、私の両親が住むカリフォルニア州南部に位置する、サンタバァーバァラへ向かった。私の両親は、現代で言う高齢者専用集合住宅に居住し、周りには高齢者の友達も沢山いて、幸せな生活を送っていた。そこは、ありとあらゆるサーヴィスが、全てオートメション化され、何不自由なく過ごせる場所だった。
 
私はその場所で、他の様々な高齢者とも話す機会があった。誰もが元気良く会話する中で、高齢者達がたまに悲しげな表情を浮かべ、ボソっと口にする気になる言葉があった。「若い頃、もっと飛び込んでればよかった。」この時、不思議と他人事ではないと感じていた。
 
父の昔からの友人である、Mr.Jaguar(案内人ジャガー)も、そこへ一緒に住んでいた。Mr.Jaguarには、幼少の頃からいつも可愛がってもらっていた。云わば、第二の父のような存在だ。Mr.Jaguarは、政府関係の仕事をしていた、とだけ聞いていた。しかし、一体何をしていたかは知らなかった。
 
ある時、Mr.Jaguarから、海を見渡せるテラスへ呼ばれた。テラスに行くと、見るからに屈強そうな何者かが、Mr.Jaguarを警護するかのように数人立っていた。周りを見渡し、警戒しているようにも見えた。Mr.Jaguarが、手を軽く2回パンパンと叩くと、その者達は少し離れた場所へ移動した。
 
一体なんだろう。何が始まるのだろう。恐るおそる席に着くと、Mr.Jaguarは今まで見せたことが無い、殺気に満ちた鋭い眼光を私に向けた。そして、ゆっくりと口を開き、淡々と驚愕の事実を話し始めたのだ。
 
この日が、私の運命の日、であることは言うまでも無い。時空を操る、いわゆるタイムトラヴェラーに、任命された瞬間だった。そしてこの時、未来を歩む手助けこそ、自分の務めだと感じた。まったくの素人ながら、出来る限りの事は挑戦しよう、と使命感だけは芽生えたのだ。
 

失敗ばかりで
いつも怒られる

それから覚悟を決め、数々の厳しい訓練を受けた。過酷な環境での訓練は勿論の事、生命体の捕獲の仕方、時空テロリストの暗殺の仕方、他にも様々な訓練を受けた。途中、何度も逃げ出そうと考えた。これまでの歴史を変える事は出来ないプレッシャーもかなりの重圧となり、今すぐこの世からいなくなりたい、とも思った。
 
しかし、人は不思議なもので、苦難を乗り越える度に、更に強くなるものだ。苦難が楽に感じるようになり、通常の者では真っ先に逃げ出すような状況であっても、微動だにしない強靭な精神力をも身に付けることが出来た。それから数年の月日が経ち、ようやく一人前のタイムトラヴェラーとして、任務を遂行する日が訪れた。
 
新しい特殊な仕事への挑戦に心がときめいた。初めての任務は、2003年への時空ダイヴだった。勿論、私達の案内人は、若きMr.Jaguarである。まだ、この世に誕生していない私を見て、少し笑みを浮かべ、私は背中をドンと叩かれ緊張を解された記憶がある。
 
任務内容は、ある特殊な薬品開発の為に、生命体の細胞採取が必要だった。しかし、いくら数々の厳しい訓練を乗り越えていても、あくまでそれは訓練であり、実地はまた次元が違う。実際の調査では失敗ばかりの連続で、先輩達からの叱責は免れなかった。
 
生命体の細胞採取であっても、そう簡単にできることではない。獰猛な生命体、危険な生命体、見つけることすら難しい生命体、様々なのだ。先輩ダイヴァーの様々な高度な採取スキルを見ながら、そして実際にサポートしながら、自身のスキルに磨きをかけ、より一層の努力を重ね続けた。
 
深海での巨大未確認生物の捕獲では、襲われかけたこともあった。ジャングルでの絶滅生命体調査では、死に直面したこともあった。そんな数々の死闘を繰り返し、自分自身を追い込みながら、少しずつではあるが自信がついてきた。それから、時空トップダイヴァーへと君臨することになるのは、そんな遠い日のことではなかった。
 

格闘で敗北し
生死を彷徨う

それから、また数々の時空ダイヴを繰り返し、危険と隣り合わせの経験を数え切れないほど重ねた。時に、時空テロリストとの格闘をも繰り返し、運悪く生死を彷徨ったこともあったが、いつも立ち上がり続けた。
 
使命感だけはいつまでも強く持っていた。いつの日か、あの高齢者専用集合住宅に住む高齢者たちの役に立ちたい。あの高齢者達の若い頃へ、的確なアドヴァイスを残し、少しでもいいから後悔の無い未来を迎えて欲しい、と強く思い続けた。数年の月日が経ち、ようやく、調査員を統括する重役を担うようになった。
 
時代は2062年となり、時空ダイヴもかなり高度な設定が出来るようになった。遥か彼方の2200年代とのダイヴセッションも可能となったり、時に1600年代へと調査が行なわれ、ありとあらゆる歴史の真実が浮き彫りとなった。
 
そして遂に時が来た。これは大勢の者が既に知っているであろう。2010年の秋頃にダイヴした時のことだ。この時も、ある生命体の確保の依頼で、調査員数名を率い、2062年から時空ダイヴを決行した。
 
私はいつか、あの高齢者達、いわゆる2010年の先輩方へ、メッセージを何かしらの形で残そうと想い続けていた。勿論、時空法により禁止事項として制定されてはいるが、メッセージをいくらか濁せば大丈夫であろう、と心の中で考えていたのだ。
 
そして何より、3/11東日本大震災、4/15熊本地震から、一人でも多く助かって欲しかった。という強い想いは、決して消える事なく、心の中で灯火の如く燃え続けていた。
 

2010年に
先輩方と初対面

2010年を調査中、現代の先輩方(未来の高齢者達)とコミュニケイションを図ることが出来る、ある巨大な機械の存在を確認した。それは、現代のデスクトップコンピューターやノートコンピューターという代物だ。調査員は、ダイヴ先の年代に複数存在するアジトに滞在することになっているのだが、そのあるアジトに、Mr.Jaguarが所有していた、巨大なデスクトップコンピューターが置かれていた。
 
私は、事前に2010年の近代状況を調査していた為、インターネットを利用し先輩方との交流を目論んでいた。そして、事前に調べていた世界最大の掲示板(2ちゃんねる)でコミュニケイションを図ろうと、いざアクセスをした。
 
2062年では、キーボード自体が存在しない為、言葉を打ち込む作業に手間取った。そして、何とか信用してもらえそうなコミュニティを発見した。それが、オカルト専門のコミュニティで、その世界では神聖なる場所のように感じた。
 
そこで、最もホットな予知無や予言に関する掲示板を眺めていると、つい自分も言葉を打ち込んでみたくなった。勿論、信用されなくてもいい、これはテストのコメント入力だと考え、いざ実行することにした。
 
「おれ、未来(2062年)から来たけど、なんか聞きたい事ある?」
 
あくまで、テスト的なコメント入力だった。現代人の口調を真似て書いてみた。ノスタルジックな、キーボードという代物で、不慣れな文字入力に成功し、少し嬉しかった覚えがある。しかし、この入力したコメントを、本当に誰かが見ることが出来るのか?と不安もあった。
 
しかし、想像もしない展開になってしまうのは、言うまでも無いであろう。その些細なテストコメントに対し、数多くの先輩方から、スグに次から次に質問がきた。なんと、先輩方とのコミュニケイションを図ることに成功したのだ。しかし、その努力は実らなかった。
 

秘密暗号失敗
悲惨な状況へ

先輩方とのコミュニケイションは、数日間だけであったが成功した。調査期間がもう少し長ければ、具体的に様々なアドヴァイスができたであろうと悔やんだりもした。結果から言うと、非常に重要なことは伝えること出来た。しかし、それを的確に大多数に伝えることは出来なかったという事だ。
 
まず、現代の先輩方の多くが、遥か遠い未来で後悔している由は伝えた。言葉足らずではあるが、何かしらのヒントに成り得たであろうと今でも考えている。
 
そして、重要なことの警告なのだが、残念ながら伝え方が懸命ではなかったと後悔してしまった。私の考えでは、3.11大津波の3ヶ月前に、多くの者へ忠告しておけば、十分に避難が可能であろうと考えた。3ヶ月間と言う猶予期間であれば、当然逃げ切れると考え、「山に登れ」と辿りつく、簡単に解ける暗号形式で忠告した。
 
しかし、これが誤算だった。いくら世界最大の掲示板であり、大多数の先輩方が見ていたとしても、どうしても信憑性に欠ける。よって、信じる者、信じない者、とに大別されてしまう。ましてや、技術が発展していない2010年の時代、時空移動など絶対に不可能と思われてる時代の先輩方に対し、未来から来た、と言っただけでは、信用性など無いに等しい状況だった。
 
よって、2016年4月の熊本地震への忠告として、コミュニケイションの最後に年月日をピンポイントに書き込み、非常に重要な日の意味、だと訴えかけても、どうしても信用性に掛けてしまう。ましてや、「また会えたらいいな」の意味など、推測出来た者のみが助かるように表現してしまった、ということだ。勿論、無残で悲惨な状況だけが待ち受けることになってしまった。つくづく申し訳ないと思っている。
 

為す術なく
ダイヴァー引退

それから、5年余りが経ち、2016年4月が訪れた。私は、地震プレート地質調査の為に、約束通り時空ダイヴを決行した。メディアの影響もあってか、膨大な人数の先輩方が待っていてくれた。同時に、熊本地震が忠告通り発生。多くの者が2発連続的中だと驚き、そして動揺し、困惑状態に陥ってしまったのだが、なんとか先輩方とコミュニケイションすることができた。
 
私は、忠告の件で申し訳ない気持ちを払拭することは出来ない。しかし、嬉しかった。少しずつ信じてくれるものが増えたからだ。そして先輩方と再会できたことも。そしてこの時、私にはある考えを決めていた。
 
今後、多くの先輩方へ、重要な未来のメッセージを確実に残そう。この理由は先輩方の未来を、何とかして明るいものへと変えたい一心から他ない。
 
それから私は、時空法に抵触しないように色々と対策を考えた。どうしたら、多くの先輩方へ重要なメッセージを的確に届けることが出来るだろうかと考えた。文字や動画での重要事項の伝達では、時空政府から監視フィルターに引っ掛かり、当然重い処分を受けなければならない。そうなれば、時空ダイヴァーをやめざるを得なくなる。
 
しかし、量子を用いてある特殊な信号を入力した音声ファイルは、時空政府からの監視フィルターを、難なく通過できることに気付いた。さっそく、このアイディアを用いて重要事項の伝達を試みようと考えたが、また大きな壁で立ち塞がった。
 
多くの者に対し、未来の重要事項を伝達してしまうと、未来自体が大きく変わってしまい、時空のズレが発生してしまう。そして、非常に危険な状況へと変わり果ててしまうという、大きなリスクが浮き彫りとなった。
 
もはやこれまでか、為す術がない、と諦めかけた。しかし、しつこく時空の歪みレヴェルを調べるうちに、ある事に着眼した。
 

遂に希望の光が

それは、時空レヴェルの高低差反発利用だ。要するに、重要事項の音声を提供する人数を、一定数に限定することで、時空の歪みを僅かな差にすることができることに気付いた。そして、高低差の反動エナジーに、ある素粒子を融合することで、融解反応を一時的にコグニティヴ開放する。すると瞬時にコグニファイ修正できるという図式。
 
スグに、2062年の時空科学班に在籍している、量子マッドサイエンティストに極秘協力を仰ぎ、テストにテストを重ね、遂に先輩方へ重要事項の伝達が成功した。
 
2017年、私はあなたの為に、新しい重要な秘密音声ファイルを用意した。総時間は、10時間を超えている。膨大な音声の数々だ。しかし、すべての者へ渡すことは出来ない事は、十分に理解して欲しい。大変申し訳ないが、全てを聞ける者は、限られた一定数の人数だけだと言うことだ。
 
その人数は、高度な計算によりはじき出された、安全範囲内の人数であり、時空を守る為の限界数値だということだ。よって、一定数に達すると、極秘音声のすべてを聞くことが出来ない。あなたは、すべての極秘音声を聞きたいであろうが、こればかりは摂理だと思っていてくれ。
 

ジャガーを助けたい

正直に言うが、ジャガーは苦しんでいる。管理費の工面に苦しんでいる。管理費に苦しみながらも、あなた対し、メールやSNSで非常に重要なことを、誠実に必死で伝えようとしている。私は、そんなジャガーの心に打たれた。なんとか工面してやりたい。なんとか、ジャガーを助けてやりたいと考えた。
 
どうか、今後もあなたに重要なスキルを届ける為の、サーヴァー代やメール送信代として、ジャガーを助けてやってくれ。その代わりに私から、10時間を越える秘密音声の数々を、あなたへ差し上げさせて頂く。
 
勿論、受け取った料金のすべては、毎月高額な費用を必要としている2062年未来人のウェッブサイト管理費等に充てさせて頂く。今後も継続的に、あなたを含む多くの先輩方とコミュニケイションを図る為に、高額な管理費用は必要になってくる。その様々な必要費用として、心を込めて大事に使用させて頂く。
 
それで、10時間を超える膨大な極秘音声は、一体どれくらいなのか心配であろう。そんな心配は一切無用だ。学生であっても、フリーターであっても、比較的簡単に手が届くように、リーズナブルな設定をしている。この理由は、やはり先輩方が遠い未来にて、極力後悔をしないようして欲しい、一人でも多く明るい未来を送って欲しい、という強い願いから他ない。普通の社会人は勿論の事、比較的若い層へも手軽に届けたい。と強く願う想いから、誰もが安心し手にすることが出来る良心的低価格の1万円(税抜)での提供を決断した。
 
一定の限定数の選定方法だが、これはコチラ側で選択するわけにはいかない。私はこの世のすべての者は、偏ることなく、平等であるべきと考えている。よって、一定の限定数は、平等に「先着順」とさせていただく。
 

人生の分岐点は
今この瞬間

あなたは運がよければすべて受け取り、極秘音声の数々を、豪雨を全身で浴びるかのようにすべて聴くことができる。あなたのPCやデヴァイスにダウンロードし、自由気ままに好きな時に好きな場所で好きなだけ聴いてくれ。音声内容の内訳を説明させて頂く。

 Answer Secrets

ご存知の通り、2062年未来人への質問を募集した。その質問へ音声でダイレクトに回答した数々の音声。5日間ほど募集したにもかかわらず2万2000通を超える質問の数々。その膨大な質問の中から厳選した質問へ回答したものとなる。ファイル数が多いので、ダウンロードに手間がかかる可能性があるが、一括ZIPファイルのダウンロードであれば比較的簡単に出来る。

  • ファイル数:19
  • ファイル容量:193MB
  • 時空ノイズ:除去済み
  • 修正有無:完全無修正版
  • 語源:日本語

2時間20分35秒

Mind Secrets

2062年のマインドセットを中心に語った貴重なファイル。幅広く今後の未来へ役立てるであろう。このファイルも数が多く、ダウンロードに手間がかかる可能性があるが、一括ダウンロードであれば、簡単にダウンロードできるので試してくれ。

  • ファイル数:10
  • ファイル容量:190MB
  • 時空ノイズ:除去済み
  • 修正有無:完全修正版
  • 語源:日本語

2時間18分59秒

Gold Secrets

未来のお金の流れやビジネスに特化した貴重なトップシークレット機密ファイル。現代のテクノロジーと融合を図れば計り知れないパワーを秘めているのは言うまでも無いであろうと考える。一つのファイル収録時間が長い為に、ファイル数は普通だが、面倒であれば一括ZIPファイルでスムーズにダウンロードしてくれ。

  • ファイル数:8
  • ファイル容量:193MB
  • 時空ノイズ:除去済み
  • 修正有無:完全無修正
  • 語源:日本語

2時間21分03秒

Cyber Secrets

限られた精鋭のみぞ聴くことが許される門外不出の最重要機密ファイル。近未来は勿論の事、遥か彼方の遠い未来の様々な仕組みを把握することが出来るであろう。これも一括ZIPファイルをダウンロード可能だ。

  • ファイル数:5
  • ファイル容量:124MB
  • 時空ノイズ:除去済み
  • 修正有無:完全無修正
  • 語源:日本語

1時間30分30秒

チャンス掴むか
掴み損ねるか

並みの人が持ち合わせない重要な知識とは、向こうから勝手にやってくるものではない。学ぶ機会、習得する機会は、すべての者に平等にやっては来るが、それは人によってその機会を掴みきるか掴めないかの差が出てくる。最終的に、重要な知識が手に入るか手に入らないかに至る。
 
学ぶ機会を掴み、重要な知識を手にした者は、ハイレヴェルなステージへ行き、計り知れない成長を手にすることが出来るが、学ぶ機会を掴めなかった者は、何一つとして進むことは無い。こればかりは、自然の摂理のようなものだと考えている。
 
人生の分岐点は、何気ない場所に存在するものだ。まさにその分岐点が、今この瞬間であることに、気付くか気付かないかは、あなた次第ではないであろうか。
 
自らの意識で、計り知れない知識を得る。何気ないことではあるが、このあなたの些細な判断こそが、あなたの未来を大きく変えるのではないかと考える。

泥臭く不器用に
必死で生きる

私の人生は失敗ばかりの連続だ。とてもでないが、胸を張って人生成功しているとは言えない。だから人に対し、指導する立場でもないと思っている。ましてや、人生の先輩方に対し、まだ生まれても無い自分が、人生あれこれ語る資格なんぞ無いと思っている。
 
私は失敗が多いあまりに、いつの時も悪い例の見本のようだ、と言われてきた。ユーモアさもあまり無いのは十分に自負しているつもりだ。志村けんは好きだが、ただの憧れの存在だ。あれほどユーモラスな人物には到底なれないと、わかっているつもりだ。
 
しかし、自分を信じて今まで泥臭く不器用に生きてきた。小さい頃からの癖なのかわからないが、何かを始めたらトコトンまでやり遂げなければ気がすまなかった。困難に立ち向かい、乗り越えることが出来れば、あとは何でもできるが口癖だ。
 
2022年にこの世に生まれ、それからひたすら真っ直ぐに生きてきた。人から見れば、周りを見ずに走り続けるカッコ悪い人生かもしれないが、それでもそれが自身の人生だと強い信念を持ち、2062年まで一心不乱に全力で走り続けてきた。
 
私は特殊な任務を遂行してはいるが、何か特別なことをしてきたわけではない。ご覧の通り、平凡な人間が不器用に泥臭く生きてきただけだ。当たり前の事をしてきた結果、こうして以前よりも充実した人生を歩むことが出来ている。人生に満足感を覚えるところに至ることができている。それが私のこれまでの人生だと思う。
 
今回提供する膨大な未来の音声を言い換えれば、無理難題は言っておらず、誰にでもできることしか発言していない。誰でも力強く生き抜くことができると私は確信している。
 

倒れても
また立てばいい

2017年、これから激動の時代を向かえることになるのは間違いない。不確実性を増し、行動基準や環境基準が大幅に変わり、人が穏やかに暮らすことが困難な状況になりつつある昨今、少なからず未来を知る私の極秘音声の数々は、現代を生きるすべての人の道標になると考えている。
 
これからの時代は、野生を生きる動物が持つ本能が必要となる。人間も変化や脅威に敏感でいることの重要さが増してくることになる。現実世界を飛び出し、時空間で生きてきた私は、一貫して野生を生きてきたという自負がある。何かに守られているからと安心したこともない。
 
そんな私がこれまで培ってきた経験は、これから荒波の如く押し寄せてくる新現代を乗り越える為の秘訣の数々が音声に多く含まれていると考えている。
 
是非、今回提供する10時間超えの極秘音声を参考にし、これからの世界を出来る限りスムーズに生きていって欲しいと願っている。そして成功を掴み、充実した人生を送ってくれ。
 
最後に一言だけ言い残し、去りたい。
 
「倒れても、また立てばいい。」
 
あなたの人生は、他人の為のものではない。あなたの人生は、あなたの為にあるものだ。あなた自身が苦難を乗り越えてこそ、あなたの未来を大きく変えることができる。
 
先輩方、悔いのないよう現代という荒野を全力で駆け抜けるんだ。
そして、良き未来を十分に謳歌してくれ。
 
 

 2095年7月
 サウスキャロライナ州キィアワ空中都市にて記す
2062年から来た男

ジャガー追伸

Mr.Jaguarだ。
 
今回は、日本国内は勿論の事、SNSメディアの影響もあり、世界各国から申込が殺到している。大変申し訳ないが、秘匿性並びに時空政府からの目を避ける為に、一定数に達した時点で、突然申込を締め切らせてもらう。
 
最悪、未来人の案内人資格を剥奪されかねないので仕方がない事だ。こればかりは、どうしても避けたい。よって、突然すべて締め切りとなり、申込むことすら出来なくなる可能性が極めて高いことを、予め十分に理解して頂きたいと願う。
 
是非とも、2062年未来人の怒涛の音声の数々を、好きな時に好きなだけ思う存分浴びてくれ。楽しみにしておくのだ。
 

Mr.Jaguar

 

お申込み方法

申し込みの仕方がわからない者は、必ずここを確認してくれ。親切丁寧に解説している。

ダウンロード方法

テストダウンロードをしなければ、申込することはできないぞ。必ずテストダウンロードを行なってくれ。

よくある質問

大体だが、予測できる質問内容を羅列している。わからないことがあれば、ここを確認してくれ。

会社概要

特定商取引法を提示している。申込前に確認することで、誰でも安心し申込することが可能となる。